毎日食べるお米、10kgでいくらくらいするのか、気になりませんか? この記事では、2024年8月時点のスーパーで買えるお米10kgの価格相場を、ブランド米・ノーブランド米・古米に分けて解説します。 さらに、お米選びのポイントや、賢く節約する方法もご紹介します。
スーパーで販売されているお米の価格相場
ブランド米
ブランド米とは、おいしいと評価される特定の品種のこと。コシヒカリ・ひとめぼれ・あきたこまちなどが有名ですが、ブランド米といってもその定義は曖昧です。
ブランド米の代表的な品種としては、以下のようなものが挙げられます。
コシヒカリ(新潟県)
ひとめぼれ(山形県)
あきたこまち(秋田県)
ササニシキ(宮城県)
ゆめぴりか(北海道)
つや姫(島根県)
こしいぶき(新潟県)
ひとしずく(富山県)
2024年7月時点での価格相場: 10kgあたり4,500円前後
ノーブランド米
ノーブランド米とは、ブランド米ではないお米のことです。産地や銘柄が明記されていない、または不明な場合が多いです。
ノーブランド米の価格は、ブランド米に比べて安価です。これは、産地や銘柄が明記されていないため、ブランド米に比べて流通コストが安く済むためです。
ノーブランド米には、以下のような種類があります。
ブレンド米・・・複数の品種をブレンドしたお米です。
単一品種米・・・1種類の品種のみで作られたお米です。
産地不明米・・・産地が明記されていないお米です。
銘柄不明米・・・銘柄が明記されていないお米です。
2024年8月時点での価格相場: 10kgあたり3,500円前後
古米
古米とは、その年に収穫されたお米ではなく、前年に収穫されたお米のことです。一般的には、収穫されてから1年以上経ったものを古米と呼びます。
古米の価格は、新米に比べて安価です。これは、新米に比べて流通量が多く、需要が少ないためです。
古米には、以下のような種類があります。
ブランド米の古米
ノーブランド米の古米
産地不明の古米
スーパーで古米を売っているところは少なく、大型ディスカウントストアや、農家の直売など、最近ではメルカリなどで販売していることもあります。安いものだと5キロあたり1,000円程度になります。
古米の多くは、10キロ~25キロといった量を玄米で販売していることが多いです。なかには古米でも、新米と変わらない価格で販売されているものもあります。
また、安い古米は飼料用として販売されているものもあるため、注意が必要です。
2024年8月時点での価格相場: 10kgあたり2,500円前後
お米の価格に影響する要素
産地や銘柄
お米の産地や銘柄は、お米の価格に大きな影響を与えます。
一般的に、有名な産地や銘柄のお米は、価格が高くなります。
これは、有名な産地や銘柄のお米は、品質が高いと認知されており、需要が多いためです。
また、産地や銘柄によって、お米の味や食感も異なります。
例えば、新潟県産のコシヒカリは、粘り気が強く、甘みがあると言われています。
一方、宮城県産のササニシキは、あっさりとした味わいが特徴です。
そのため、自分の好みに合わせて、産地や銘柄を選ぶことも大切です。
流通ルート
お米の流通ルートによっても、お米の価格は異なります。
一般的に、流通コストが低いルートで流通しているお米は、価格が安くなります。
例えば、農家から直接販売されるお米は、流通コストが低いため、価格が安い傾向にあります。
一方、スーパーや通販で販売されているお米は、流通コストが高いため、価格が高くなる傾向にあります。
季節
お米の季節によっても、お米の価格は異なります。
一般的に、新米の時期(10月~12月頃)は、価格が高くなります。
これは、新米は、収穫したばかりで、鮮度が高いためです。
一方、古米の時期(3月~8月頃)は、価格が安くなります。
これは、古米は、収穫してから時間が経っているため、鮮度が落ちているためです。
なお、季節によって、お米の需要も異なります。
新米の時期は、お米の需要が高まるため、価格が高くなる傾向にあります。
お米の選び方のポイント
価格と品質のバランス
お米は、毎日食べるものなので、価格と品質のバランスを考えて選ぶことが大切です。
価格を重視するなら、ノーブランド米や古米を選ぶのがおすすめです。ノーブランド米は、産地や銘柄が明記されていないため、流通コストが安く、価格が安く抑えられます。古米は、収穫してから時間が経っているため、価格が安くなります。
一方、品質を重視するなら、ブランド米を選ぶのがおすすめです。ブランド米は、産地や銘柄が明記されており、品質が高いと認知されています。
予算と好みに合わせて、価格と品質のバランスを考えて選びましょう。
炊き上がりの好み
お米の炊き上がりの好みに合わせて、お米を選ぶのもおすすめです。
例えば、粘り気が強く、ふっくらとしたお米が好きなら、コシヒカリやひとめぼれなどがおすすめです。あっさりとした味わいのお米が好きなら、ササニシキやつや姫などがおすすめです。
また、炊き上がりの香りにもこだわりたいなら、新米を選ぶのがおすすめです。新米は、収穫したばかりで、鮮度が高いため、香りが豊かです。
自分の好みに合わせて、炊き上がりの好みも考慮して選びましょう。
購入量
購入量によっても、お米の価格は異なります。一般的に、購入量が多いほど、1kgあたりの価格が安くなります。
そのため、一人暮らしなら、1kgや2kg程度の少量パックを購入するのもおすすめです。家族で食べるなら、5kgや10kgのまとめ買いがお得です。
自分の家族構成や食べ方に合わせて、購入量を決めましょう。
まとめ
本記事では、2024年8月時点のスーパーで販売されているお米の価格相場と、選び方のポイントを解説しました。
ブランド米 4,500円前後
ノーブランド米 3,500円前後
古米 2,500円前後
いずれも10キロあたり
お米は、毎日食べるものなので、できるだけおいしいものを食べたいですよね。しかし、お米の値段は決して安くはありません。そのため、お米の購入時には、価格と品質のバランスを考えて選ぶことが大切です。
本記事を参考に、お得で美味しいお米ライフを楽しんでください!